防除機器の種類
種類 形式 粒子径(ミクロン)*1 主な使用薬剤 *2
残留処理 噴霧器 手動---全自動・半自動 100〜400 乳剤・油剤・水和剤
動力---電動・エンジン

残留処理・空間処理

ミスト機 電動式・エンジン式 20〜100 乳剤
空間処理 ULV機 電動式・エンジン式 5〜20 水性乳剤(ピレスロイド系)
煙霧機 電動式・エンジン式(ジェット) 0.1〜20 油剤
C/C(隙間、割れ目)処理 インジェクトスプレー機 電動式 5〜20 乳剤・油剤
  散布・散粒機 手動式・電動式 ------- 粉剤
*1およその目安であり、個々の機器により異なります。
*2薬剤の使用にあたっては、個々の薬剤の用量・用法に従って下さい。
噴霧器(残留処理、局所重点処理、直接噴霧処理用)
a 手動式(全自動式)
加圧作業を常に必要とする噴霧器で、ポンプ、ピストル型スプレー、肩掛手動噴霧機等があります。1回の加圧作業によってタンク内の薬液を最後まで完全に噴霧することができ、バルブ操作が容易なものです。(現在市販のものはこの型が多い)
b 動力式
機械動力を利用した噴霧機で、電動式、エンジン式等があります。
   
ミスト機(空間処理用)  
ミスト機には、圧力、風力(又は圧縮ガスの力)、遠心力などの単独または組み合わせを利用した機種があり、ほとんどが動力式で、電気又はエンジンの力によってミストは作られます。
 
   
煙霧機(空間処理用  
一般にフォグマシンと呼ばれ、薬剤(主に油剤)を加熱揮発機によって煙状に噴出します。これらは電動式、ジェット排出流利用式、エンジン式及び高速水蒸気式などがあります。 主に広域・屋外の処理に使用します。
 
   
ULV噴霧機(空間処理用)  
ULV(Ultra Low Volume極小量)またはULD(Ultra Low Dosage極小投薬)の噴霧機のことで、濃厚少量噴霧を目的とし、衛生害虫駆除に最も適した粒子径をつくり出し、主に室内空間の処理に使用します。電動式が一般的です。
 
   
インジェクトスプレー機(電動式)間処理用)  
小型コンプレッサーと特殊な二流体ノズルによって得られた微粒子の薬剤を、空気の流れとともにゴキブリ等の潜む場所にダイレクトに送りこむシステムです。
 
   
散霧機(手動式)  
 
 
   
散霧機(電動式)  
 
 
   

※防除機器についてのさらに詳しい説明は、鵬図商事WEBサイトにてご覧になることができます。

 
   
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